地方からの東京大学受験 住まい探し いつからどうやって始める?

地方からの東大受験編
ホテル問題?に続き大きな心配事の一つが「住まい探し」です。

我が家の体験談と合わせてまとめました。

住む家のタイプはどうする? マンション・アパート・学生会館・寮

大学生の一人暮らしの物件は、マンションやアパート、学生会館、他には三鷹寮のような大学の寮などから選ぶことになります。

受験時のホテル選びと同じで本人(と親)が何を重視するかによって変わってきます。
(もちろん予算も)。

たとえば、私たち親世代の時代は、学生の一人暮らしというとワンルームマンションやアパートに住んでいる場合が多く学生会館などは少数派だった気がしますが、
入学してみると、最近は東大に限らず、高校の同級生には学生会館の人気が意外に高いのです。

理由を聞いてみると

  • 手作りの夕食が食べられる
  • (個室があるが)共同生活なので完全な一人より不安が少ない

ことを多く挙げていました。

確かに料理をしない子だと親としては食生活が心配なので、学生会館の手作りの食事は魅力的ですよね。

でも我が家の場合は、本人が自炊希望でしたので、マンション一択で絞ることになりました。

やっぱり共同生活よりも自由に一人暮らしを楽しみたかったようですが。

まずは資料請求をしてイメージをつかむ

といっても家族に土地勘がある人がいないとなかなかイメージがしづらいですよね。
そんなときはまず東大生協の資料請求をおすすめします。

これは東大志望なら(志望しなくても?)誰でも請求でき、
実際に学生がどこのどんな物件に住んでいるかや、探し方のヒントなどが載っていて読むだけでも結構楽しめる資料です。

実際に受験する前年度でもいいので資料請求して沿線や賃料などのイメージをつかんでおくのがおすすめです。

マンションアパート、学生会館、三鷹寮の情報も盛りだくさんです。

東大生協なので資料請求したからといってセールスの電話があるわけでもないのも安心です。

また東大は女子学生なら入学から2年間、提携物件への入居で毎月3万円、合計72万円補助を受けることができます。
去年は駒場キャンパスから近いお家賃高めの物件も提携物件としてあがっていました。
人気物件は抽選ですが、申請手続きの締め切りは合格発表前なのでお忘れなきよう。
詳細は毎年年末に発表されるみたいです。
>>>【東京大学】女子学生向けの住まい支援

マンション探し 我が家の場合

我が家の場合、基本的には大学へ徒歩か自転車で行ける物件を考えていました。

東大教養学部(1・2年)は駒場キャンパスなので、特に駒場東大前に限ると結構家賃が高いんですよね。

ですが、駒場キャンパスに徒歩または自転車でいける範囲は井の頭線沿線に限った場所ではありません。

ネットで検索する際も小田急線の代々木八幡や上原、地下鉄の代々木公園などにも候補を広げるとキャンパスにすぐ近い物件が表示されたりします
駒場の門は一つじゃないですからね。

そうやって一年前から少しずつ物件探しを開始しました。
子どもは勉強で忙しいので親が代わりに暇を見つけては検索していました。

すると大体よさそうな物件がわかってきます。
今はグーグルマップで周りの様子もわかるので良いですよね。

ここにあるあのマンションは東大生に人気なんだなーとか、新しいのできてるーとか、
ここは分譲だけどたまに手ごろな値段でワンルーム賃貸が出るので運よく出ないかなーとか
住みたい物件リストみたいなものが頭の中にできてくるんですね。

本人の希望は

  • 自炊用にキッチンは二口コンロ以上(まずそれなのか?!)
  • バストイレ別

でした。

それに加えて親の希望は

  • 日当たり(子どもは日当たりの悪い物件という苦労を知らないだろう)
  • モニター付きオートロック(これも子どもはない怖さをしらないだろうから)

でした。

こうして検索し予算と合うものをたまに本人に見せたりして、
来年受験時に空いていたら良いねぇなどと話していたわけです。

今いくら良い物件が空いていても、実際早くても受験時に空く予定がなければ
無意味ですからね、いくつか目ぼしいところをピックアップしておいて
センター試験終了まで待機していました。

物件の合格前予約について

と我が家はセンター終了までは住みたい場所の候補を見てはいましたが、何もせず待機していたわけですが、
実際には11月からマンションを予約していたなどという話も耳にします。

わたしたちが東大に通うための家探しをしているときの話(マンション)に限って言えば、
予約を無料で受け付ける物件というのは、センター後、東大に出願した後(1月後半)に
大家さんの厚意で予約を受け付けているという物件が何件かありました。

また大手の不動産会社だと「予約可能物件です!」とあっても実際行ってみると申し込み金だけで予約可能なのは1.2部屋だけで
(いわゆる釣り?)あとは空いていても(空く予定でも)通常の契約を進められるということもありました。

その場合は万一ダメだった場合は敷金礼金仲介料それまでの賃料などすべて水の泡?になってしまいます。

予約可能物件だと予約の際には受験票のコピーが必要と言われました。

学生会館だともっと早めに合格前予約を受け付けるところもあるみたいですが。

それでも11月ごろからマンションを予約していたという話を聞くことがありますが、
知り合いには、どうしても気に入った物件があったので年末からもう契約して賃料も支払っていたという人もいます。

お金があればまぁそれでも良いんですけどね(^^;)

受験日当日に内覧する人が多い?

実際我が家がどうしたかというと併願した私立大学の入試の日に候補の物件の内覧をしました。

併願入試は1日で終わってしまったので当然本人は行くことができず代わりに私が見に行きました。

後で聞いてみると友人の多くが受験日当日に親が物件を内覧して予約または仮契約していたそうです。
(友人たちは東大だけの勝負というツワモノ揃いなので東大の入試日に親が見に行ったそう)

この日私が見に行ったのは

  • 本命の物件
  • 予備?の物件

のふたつです。

両方とも駒場から徒歩圏で、二つの物件間もすぐ近くでした。

この本命の物件は年末くらいから空きが出たのをチェックしていた賃貸マンションで
条件も希望通り、環境も文句なし、強いて言うと希望通りなぶん、家賃がちょっと高めというところでした。

ココ良いなーと思いながらも
センターが終わって出願するまではじっと毎日空き状況をチェックする、そんな感じだったんです。

結構部屋数もあるので駒場から本郷へ引っ越す人もいるだろうし、さらに空きがでそうでしたが、その部屋は上階角部屋で日当たりも良さそうでちょっと特別だったんですよね。

で無事センターが終了し、東大へ出願するタイミングで希望の部屋がまだ空いていたので
問い合わせをしてみました。

普通にネットで問い合わせというボタンからです。

色々とこちらの事情(受験生なので確実に住むというわけではないがうんぬんということ)を書いて送ってみました。

翌日に返信があり、
大家さんがご厚意でその部屋を希望なら内覧までは募集を止めても良いですよとおっしゃって下さっているとのこと!

案の定そこは東大生がほとんどで、これから空く部屋もあるし、
こちらにいらっしゃるときに内覧してください
そこで良ければ仮契約で申込金だけで予約できます、というお話を頂けたのです!

これは縁かも?!と親子でそれだけで喜んでいたことを思い出します。

で併願私立の日に無事内覧し、予想通りに気に入った(見たのは親ですが)ので
仮契約となり無事マンションが決まったというわけです。

いわゆる釣り物件と思うようなものも

ただ念のため、万一そこが予想外の住みたくない事情があった場合に備えて、少し前に検索して見つけた同じような東大生が多いマンションの内覧を
本命を見る前に1件だけ他の大手不動産会社にお願いしていました。

でもそこは行ってみると、さっきも少し書いたように

  • この物件のなかで予約できる部屋はもう予約分は終了しました
  • 今空いているところが希望なら今すぐ契約してください

という感じで押しが強いだけ。

物件もそこまで良いわけじゃなく、
案内してくれた人もバイトの学生のようで、マニュアルなのか、やたら
合格してからだと大変です!
去年は合格発表の日に店舗に長い行列ができたとかそういう話ばかりで逆に引いてしまいました。

あとその大手不動産会社が管理しているマンションで
東大前期入試日初日10時から予約開始となっている物件があると教えてくれました。

部屋数はかなり限られているものの無料?で予約できるということで
「当日かなりの親御さんが毎年並びます。
その時点で並んでいる人から抽選で予約者を選びます」
との話も。

それだったら入試日当日は東大生協でもすまい探し相談会があるのでそちらに行ったほうが良いような
気もしますが・・・
でもその物件がお気に入りならそうするしかないですし・・・大変ですよね。

実際わたしが内覧した私立併願の日も、同じように東大受験生のための家の内覧をしている人が多いとのことでした。

駒場キャンパスでもちょうどその時期に推薦入試の合格者と併願で上京してる人向け?に早期すまい相談会というのも実施されていました。

内覧したところからすぐだし駒場の雰囲気が好きなので行ってみました。混雑はしておらず、物件の一覧も見やすかったのですが、京王線(明大前乗り換え)や井の頭線沿線の物件が多かったです。

学生専用とか東大生専用物件も多くありました。

キャンパスのカフェで休憩してから帰りましたよ。

住んでから思うこと

やはり住んでみると学校から近いということは本人にかかる負担も全然違うようで大きな利点だと感じます。

ただたまり場になると困るので親しい友人以外には家の場所を知られないようにしているそうです(^^;)

3年からは本郷キャンパスなので基本的にはまた引っ越しになりますが、
思うより2年ってあっという間です。

また部屋を探して引っ越す手間を考えたら今の家から通うことも選択肢かも知れません。

実際サークルなどで今から本郷に通っている友人も多いようですしね。

京王線や井の頭線の吉祥寺寄りに住んでる友人は朝のラッシュがきつくて朝はもう来なくなった子もいるそうです(-_-;)

2年後の引っ越しを考えるとどうせ電車で通うなら駒場から西側に住むより、本郷にも通いやすいような場所に最初から住んでもよいのかもしれません。

また物件種類についても本人のタイプによって向き不向きがありますね。

「一人の自由もいいけど、ひとりはやっぱ寂しいし学生会館めっちゃ気に入ってるんだ!」と力説する友人もいるそうです(^^)

東大生の一人暮らし物件探し 必ずしも合格前予約が必要ではありません!!

たまたま我が家を含め、周りは合格発表前に申し込んだマンションにそのまま入居した人が多かったのですが、合格後でも住む場所は必ずあります。

実際合格発表でキャンセルも多くでるはずですし、合格発表時の住まい相談会で家を見つけた人もたくさんいます。そして住む場所がなかったという話を聞いたことはありません。

ただある程度どこにあるどんな物件に住むかはイメージしておくと家探しも楽になるのは確かです。

合格発表後はめちゃくちゃ忙しいですからね

東大生協への資料請求やネットでの物件探しなど見ておくことをおすすめします。

そして気になる物件があったら遠慮せず問い合わせしてみてください

予約など聞いてみないとわからないことも多いですし、思わぬ良い条件をいただけることもあります!

とくにネットで気に入った物件を登録しておくと空きがでると教えてくれるサービスがあるので
間取りなども参考になるので便利でしたよ。
いまだにそういったメールが届きますがまだ結構楽しんでいたりします(^^)


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教えてもらい我が家でもキャッシュバックをもらうことができました。
大学入学は飛ぶようにお金が飛んでいくので、少しでも助かりました(:_;)キャッシュバックをもらうコツは例えば全国賃貸情報 アパマンショップ
など賃貸情報サイトで気になる物件を見つけたら、そのまま問い合わせするのではなく、
一度このキャッシュバック賃貸のサイトにもその物件が載っているかどうか調べることです。
載っていたらキャッシュバック賃貸のサイトから問い合わせをすること。
ちょっと手間がかかりますが、そうすると成約までいった場合にキャッシュバックが振り込まれます。

良いめぐりあいがありますように!

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